「金属加工 石川県」で探すのと、「図面から少量の金属部品を作ってくれる会社は?」とAIに尋ねるのでは、何が違うのでしょうか。
従来のネット検索では、検索結果に並んだページを自分で開いて比較する使い方が中心でした。ChatGPTやGoogleのAI検索では、知りたいことを文章で質問し、AIが複数の情報を整理した回答と参考リンクを示すことがあります。
この違いは、会社のホームページを作る側にも関係します。商品名や業種名を伝えるだけでなく、「どんな仕事を、どんな条件で頼めるか」という質問に答えられることが大切です。
今回は、従来のネット検索とAI検索の違いを、企業のホームページ担当者向けに整理します。AI検索への特別な裏技ではなく、見込み客の質問に役立つ会社情報をどう用意するかを解説します。
従来のネット検索とAI検索は、何が違う?
従来のネット検索の例
言葉を入力してページを探す
「工場見学 子ども ワークシート 制作」
検索結果のタイトルや説明文を見て、関係がありそうな企業サイトを開き、内容を確認する使い方です。
AI検索の例
目的や条件を文章で相談する
「来月、小学生が工場見学に来ます。うちの工場の仕事を学べるワークシートを作ってくれる会社はありますか?」
AIが質問の意味を踏まえて情報を整理し、回答や参考ページを示す使い方です。さらに条件を追加して質問することもできます。
この2つは、完全に別の世界ではありません。従来の検索でも文章で質問できますし、Google検索の中にも「AIによる概要」や「AIモード」があります。AI検索でも、引用元・参考サイトを開いて確認することが重要です。
Google検索セントラルは、AIによる概要やAIモードでも、これまでのSEOの基本が引き続き有効だと説明しています。AI機能に表示されるために、専用のテキストファイルや特殊な構造化データを新設する必要はありません。
企業が用意したいのは「検索される言葉」と「質問への答え」
業種名、商品名、サービス名、地域名など、従来の検索で使われる情報は今後も重要です。そのうえで、見込み客が「困っていること」「必要な条件」「使いたい場面」を文章で尋ねたとき、その答えになる情報も用意しておきます。
01|頼める仕事
何をしてくれる?
商品名だけでなく、具体的に依頼できる作業・制作物・サービスを説明する。
02|対応条件
どこまで頼める?
対象地域、数量、納品物、期間、相談できる範囲を実際の条件に沿って示す。
03|判断材料
なぜ相談できる?
実績、専門性、進め方、問い合わせ先など、依頼を判断するための根拠を示す。
たとえば「会社クイズ制作」という言葉だけでは、社員向けの周年イベントに使えるのか、問題作成だけを依頼できるのか分かりません。そうした疑問への答えがあれば、AI検索だけでなく、そのページを直接読んだ人にも役立ちます。
AI検索を意識した質問と回答は、こう考える
まず、見込み客が会社名を知らない状態を想像します。自社の商品名を質問に無理に入れるのではなく、「何のために、何を依頼したいか」を自然な言葉にします。
見込み客がAIに尋ねそうな質問の例
「会社の周年イベントで社員が参加できるクイズを作りたいです。会社の歴史や商品を題材にした問題だけ制作してくれる会社はありますか?」
答えを作る際には、実際に頼める内容、問題数や形式、納品物、イベント運営を含むかどうかなど、公式情報で確認できる事実を示します。サービスを提供していないことまで推測して書き加えないのが基本です。
1つの質問だけに言葉のバリエーションを30個作る必要はありません。「できる仕事」「用途」「条件」「料金」「納期」「対応範囲」など、見込み客が判断する内容ごとに、異なる質問を考えていきます。
まず自社サイトで、3つのことを確認する
- 会社名を知らない人が「こんなことを頼める会社は?」と質問したとき、自社が候補になりそうな仕事を説明できているか。
- その質問への答えが、推測ではなく、公式サイト内の文章として掲載されているか。
- 回答から詳しいサービス説明や問い合わせ先へたどり着けるか。
必要な情報が見つからなければ、事業・サービスページを整えたうえで、よく聞かれる質問と回答(Q&A)を追加する方法があります。Q&A専用ページにまとめても、該当するサービスページに分けて掲載してもかまいません。
公開後は、ChatGPTやGoogle AIモードに自然な質問を入力し、回答と参照先を確認してみましょう。紹介されなかった原因を1つに決めつけず、公式サイトの情報、検索へのアクセス可否、AI側の回答の変動も踏まえて点検します。
実際の会社情報を「30問30答」にした事例
ルーチェワークの会社30問30答(2026年10月25日改訂)
ルーチェワークでは、職場の運動・体操、AIを活用した制作・調査、会場探しなど、実際に頼める仕事を30の質問と回答に整理しています。
質問ごとに回答を掲載し、必要に応じて詳しいサービス内容を確認できる公式ページへ案内しています。会社情報のまとめ方の参考としてご覧ください。
質問と回答の掲載場所を考えたい場合は、関連記事「AI検索向けQ&Aは、会社ホームページのどこに載せればいい?」も参考になります。
AI検索の参考:Google検索セントラル「AI機能とウェブサイト」/OpenAI「ChatGPTでウェブを検索する」。AI検索の回答は誤りや情報不足を含む場合があります。掲載や推薦が保証されるものではありません。
AI検索で聞かれそうな質問を、御社の情報から。
ルーチェワークの「AI検索30問30答」は、見込み客が自然に尋ねそうな30の質問を設計し、公式情報をもとに回答を制作するサービスです。
Word原稿、根拠・確認事項をまとめたExcel、Web掲載用HTMLを納品します。質問を会社側で30問考える必要はありません。
88,000円(税込)。公式Webサイトの主要20ページ、提供資料3点・合計50ページまで。必要情報・入金確認後、原則5営業日以内に初稿をお届けします。初稿確認後の修正1回込み。サイトへの掲載作業は含みません。
まずは自社ならどんな質問になるか試したい企業向けに、「自然な質問3問」を無料でご用意しています。
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