ホームページのよくある質問はどう作る?最初に用意したい7つの項目

ホームページに掲載する「よくある質問(FAQ)」には、質問の集め方が大きく2つあります。

① 実際にお客様からよく聞かれる質問を載せる方法。 問い合わせや商談の中で繰り返し尋ねられることを整理します。例えば、何度も「小ロットでも注文できますか?」と聞かれる会社なら、その質問をFAQに掲載する方法です。

② お客様が疑問に思いそうな質問を、あらかじめ用意する方法。 ホームページを新しく作るときや、新商品・新サービスを掲載するときなどに、見込み客が知りたい情報を先回りして質問と回答にまとめます。例えば「初めて依頼する際は何を準備すればよいですか?」という質問です。

実際の問い合わせがまだ少ない会社でも、②の方法ならFAQを設けられます。今回は、この「ホームページに最初から質問を用意するケース」に絞り、考えたい7つの項目を紹介します。

ここで紹介するのは「実際によく聞かれた質問のランキング」ではありません。お客様が依頼を検討する際に役立つ、事前に用意しておきたい質問例です。

なぜ、問い合わせが来る前にFAQを用意するのか?

初めて会社のホームページを訪れた人は、商品やサービスの説明を読んでも、依頼できるかどうか判断しきれないことがあります。

「対応地域は?」「料金は?」「何を準備すればよい?」といった疑問に答えるページがあれば、問い合わせをする前に基本条件を確かめられます。会社の説明したい順番ではなく、お客様が知りたい順番で情報を整理するのがポイントです。

最初に用意したい7つの質問項目

以下は、多くの企業サイトで検討材料になりやすい質問の例です。すべてを一律に載せるのではなく、扱う商品・サービスに合うものを選びます。

1.誰が、どの地域から依頼できますか?

質問例: 法人以外でも依頼できますか? 県外からの注文にも対応していますか?

対象となるお客様、対応地域、注文条件などを整理します。全国から依頼を受ける場合は、配送・訪問・オンライン対応などの条件も確認しておくと分かりやすくなります。

2.何を、どこまで依頼できますか?

質問例: 試作品を1点だけ作れますか? 設計から相談できますか?

対応できる作業や数量、対応外になる範囲、相談できる段階を明確にします。商品名だけでは伝わりにくい「どこまで頼めるか」を質問にします。

3.料金はどのように決まりますか?

質問例: 料金の目安はありますか? 見積もり後に追加費用が発生することはありますか?

定額料金なら金額と対象範囲を示します。個別見積もりなら、何によって料金が変わるのか、どの段階で金額が決まるのかを説明します。公開できない金額を無理に書く必要はありません。

4.納期や利用開始までの期間はどのくらいですか?

質問例: 注文してから納品までどのくらいかかりますか? 急ぎの相談はできますか?

標準的な目安がある場合は、その条件や起算日を含めて記載します。納期が案件ごとに異なるなら、見積もり時に何を確認するのかを示します。

5.相談前に何を準備すればよいですか?

質問例: 図面や写真がなくても相談できますか? 問い合わせ時に必要な資料はありますか?

図面・仕様書・写真・数量など、相談を進めるために必要な情報を説明します。準備が不十分な段階でも相談できる場合は、そのことも明確にします。

6.変更やキャンセルはできますか?

質問例: 注文後に数量を変更できますか? キャンセルはいつまで可能ですか?

変更やキャンセルの可否、連絡するタイミング、費用が発生する条件を、実際の契約内容に合わせて整理します。契約書や利用規約と食い違わないよう確認が必要です。

7.相談や申し込みは、どこから始めればよいですか?

質問例: まずは相談だけでもできますか? 問い合わせから正式注文までの流れを教えてください。

問い合わせ、見積もり、発注などの手順を案内します。回答から関連ページや問い合わせフォームに進めるようにすると、次の行動が分かりやすくなります。

質問候補は、何を見て考えればよい?

まだ問い合わせの記録がない場合でも、社内にある情報から質問を作れます。次の順番で整理すると進めやすくなります。

  1. 商品・サービスの公式情報を集める。 対象者、提供範囲、料金、納期、利用条件、申し込み方法を確認する。
  2. 初めて訪れる人の立場で考える。 「自分は依頼できる?」「条件は?」「次に何をする?」の疑問を質問の形にする。
  3. 答えられる質問から優先する。 お客様の判断に役立ち、会社として正確に回答できるものを選ぶ。

実際に寄せられた質問がある場合は、それも重要な材料です。「本当に聞かれた質問」と「先回りして用意した質問」を組み合わせることで、内容を充実させられます。

回答は「お問い合わせください」だけで終わらせない

例えば、納期について質問を設けても、回答が「案件によって異なります。お問い合わせください」だけでは、判断材料が不足しがちです。

情報が少ない回答例

Q.納期はどのくらいですか?
A.案件によって異なります。お問い合わせください。

判断材料を加えた回答例

Q.納期はどのくらいですか?
A.製作内容・数量・希望納期を確認したうえで、対応可否と納品予定日をご案内します。ご相談時に仕様の分かる資料をお送りください。

上記は架空の製造業を想定した文例です。実際に掲載する際は、自社の対応方法や受注条件に合わせて調整します。回答には「結論」「適用条件」「次に取る行動」を含めると分かりやすくなります。

公開前に確認したい3つのこと

  • 内容が事実と一致しているか。 料金、対応範囲、納期、変更条件を最新の公式情報と照らし合わせる。
  • 実際に聞かれた質問だと誤解させないか。 先回りして考えた質問を「お客様から多く寄せられています」などと説明しない。
  • 回答から次の行動が分かるか。 必要に応じてサービスページ、申込ページ、問い合わせ先へ案内する。

サイト内に答えが見つからない質問は、想像で埋めず、社内確認が必要な項目として残します。

まとめ|最初から用意するFAQは「お客様の判断材料」

ホームページのFAQには、実際によく聞かれた質問を掲載する方法と、見込み客が知りたいことを先回りして用意する方法があります。

サイトを新しく作る段階では、後者から始めることもできます。対象・依頼範囲・料金・納期・準備物・変更条件・相談方法という7項目を手がかりに、お客様が安心して次の行動を選べる質問と回答を用意しましょう。

質問を用意しなくても、FAQ原稿の作成を任せられます

ルーチェワークの「よくある質問(FAQ)作成代行」は、企業の商品・サービスの公式情報をもとに、お客様が知りたい質問の候補選びから回答原稿の作成まで行います。実際の問い合わせ履歴がなくてもご相談いただけます。

  • 15問プラン:55,000円(税込)/30問プラン:88,000円(税込)
  • FAQ完成原稿(Word)と確認一覧(Excel)を納品
  • 希望者には、質問を押すと答えが開く掲載用HTMLも付属
  • 正式注文の承諾と必要情報がそろった日の翌営業日から、原則5営業日以内に初稿を提出
  • 最終納品後30日以内の後払い(銀行振込)

FAQ作成代行の内容・完成例を見る

料金・対象範囲は公式サービスページでご案内しています。ホームページへの掲載作業はサービス対象外です。